散髪で思うこと
頻度は1.5月に1回くらいですが,私の髪はごわごわの剛毛に加えきついウェーブが掛かっている俗に言う天然パーマなので私に当たる理容師さんは大変だろうなといつも思います。
理容師さんには無言でひたすら仕事に徹する方,おしゃべりが好きな方,芸術家タイプなどなど,いろいろな方がいますが,今日当たったのは職人さん風の仕事をされる方で,鋏,バリカン,剃刀をすごく丁寧に扱われますが,つなぎの動作は目にも留まらぬ早業,といった感じでとても気持ちよく刈ってもらえました。
以前通っていた床屋さんには,私が思うに天才的な理容師さんがいました。普通の理容師さんならチョキチョキチョキチョキとこまめに鋏で刈って仕上げて行いきますが,その理容師さんは鋏を使う回数が極端に少なくて,理髪台に座るとチョキン・・・,チョキン・・・,チョキン・・・,はい終わりました,くらいの感じで仕上げてしまい,それでいて丁寧に仕上がっているというすごい仕事をする方でした。若い男性で顔はジャッキー・チェンによく似ているマッチョマンで,順番待ちの時にその人に当たるかどうかでいつもハラハラしていた記憶があります。
おっと,今日言いたかったのはジャッキーチェン似の天才理容師さんのことではなく,散髪の料金のことでした。
普通の床屋さんは今,1回4000円くらいですが,私が通っているのは渋谷か中目黒にある低料金のところで,1回1800円で散髪,洗髪,顔剃り,セットと一通りやってくれます。4000円の散髪と比べて何の遜色もありません。もっとも刈り方や髪型を気にする方の場合だと注文が付けづらいとか,応じてもらえないとかいうことがあるかも知れませんが。
でもこの料金差はおかしいと思います。聞くところによれば理髪店の組合が協定料金を決めているので,組合加盟の店は皆,同じ高い料金だとか。でもこの時代に独自の工夫や競争を阻害するような協定はいかがなものかと思います。もちろん地理的な条件や零細に営む床屋さんもあるわけですから闇雲に低料金が良いと言っているわけではありません。
でも高い料金だからといって私が行っている1800円の床屋さんに比べて2倍以上のサービスをしてもらえるかというと,そんな保証はありませんからちょっと遠くても安い床屋さんに行ってしまうのは当然だと思います。
そんなことを考えながら髪を刈ってもらっているとつい居眠りをしてしまい,理容師さんに頭を
真っ直ぐに直されるのでした。





