おいしい水

ジョビンではなく・・・。
最近,水道水がおいしく感じられるのは気のせいでしょうか。
以前は水割り用にミネラルウォーターを買っていましたが,今は簡単な浄水器を通した水道水で充分においしく飲んでいます。個人的な感覚で言えばこの2〜30年で水道水の水質は明らかに向上しているように思います。
東京都水道局が平成16年から販売している「東京水」。今年の夏,異物混入でも話題になりましたが,同局が展開している「安全でおいしい水プロジェクト」のイメージ作りに一役買っています。水道水をほとんどそのままボトルに詰めて販売していること自体が水質への自信を伺わせます。もっとも浄水の技術的にオゾンによる高度浄水処理を取り入れるなど設備投資もかなりのもののようですが。
一般家庭で大人1人が1日に使う水の量は200〜250L,そのうち飲んだり炊事に使ったりするのは20〜25%で,残りはせっかくおいしく磨いた水もトイレや風呂場から,直接下水道に流れていってしまいます。
これは考えてみればとてももったいない話で,水道水は雑用水,口に入る水は別に確保する,という割り切りをすれば,水道施設に対する設備投資はかなり減らせるはずです。少なくとも浄水設備は簡略化が図れるでしょう。
が,しかしそれは私達日本人の感情には馴染まないのかも知れません。水は澄んだもの,目の前にある水は綺麗で清潔でなければならない,という感覚が日本人のDNAに刷り込まれていますから。
日本の水道法の水質基準はミネラルウォーターの水質基準より厳しいものですが,世界的には水道の水を直接飲める国は少ない,と聞きます。そういえばバンコクでもボトルに入った水をスーパーから買ってきて飲んでいました。現地の人たちはドリンキング・ウォーターを水道水とははっきり区別しています。
そんな日本独特の水道事情ですが税金も払っていることだし,理屈はさて置き蛇口から直接水が飲めることをありがたいと思いながら今夜も水道水で水割りを作ることにしましょう。
■因みに「東京水」は5月にしのぶさん(SHINOblog)が岩手県は釜石市のミネラルウォーターと飲み比べてほとんど遜色なし,と判定されていました。





