第2回「お願い看板コンテスト」
雑記|
2006-08-30(水) 22:43
前回,ご好評をいただいた(と勝手に解釈している)工事現場の「お願い看板コンテスト」。第2回も第1回に負けず劣らずの力作がそろいました。それでは早速,エントリー作品をご紹介していきましょう。
(1) 聞こえてくるのは鳥の声だけ。静寂そのものの森の中にはリスさんが・・・。おっと,工事現場の真ん前であることを忘れて深呼吸してしまうとは,すっかりこの作品の術中にはまってしまいました。でも通行人はこのブログの作者のように暗示にかかり易い人ばかりとは限りません。一般大衆を侮ることなかれ,いずれ痛い目にあいますぞ。「頭下げんかい,ワリャ!」
(2) これは近年珍しい手作り感あふれる作品。太陽と雲,小鳥のさえずり,風船で遊ぶ子供達,手描き風の絵で近所の子供達を手なずける作戦か。でも右側の茶色の作業服で微笑む現場主任,工事の迷惑をわびる前に目がアッチ行っちゃってます。工事現場は男の世界,買い物帰りの奥様方が皆,綺麗なオネーサンに見える気持ちは十〜分に解る。でも脇見はしばらくの我慢。安全はすべてに優先します。
(3) ムムッ,久々に正統派「お願い看板」に出会ったような気がするのは私だけではないでしょう。安全第一の腕章に白手袋の手を体側にピタリと付けた基本姿勢の45°最敬礼は見事の一言です。しかしこの世の中,真っ向勝負,ストレート一本槍ですべての局面を乗り切れるわけではありません。この道30年を目指す彼には変化球の味も覚えて,人の気持ちが分かる現場担当者に育って欲しいものです。
(4) アリャリャ,(3)の彼,どうしちゃったんでしょう。腰に手を当て目を閉じてジッと何かに耐えている様子。ははぁ〜,狭い工事現場内でギックリ腰でも起こしたか。その状態で近所に頭を下げて廻るのは到底無理です。腰痛は早く家に帰って安静にするのが一番,そして奥様に患部をさすって貰いましょう,コノ,コノォ〜。あっ,君,新婚だったの?そりゃ無理ないわ。
(5) 付け入るスキの全く無い彼ですが,何かが引っかかる。ご近所の数多ある苦情を平身低頭してかわして来たお陰で首が無くなったのは分かりますが・・・。どうもテレビで見たことがあるような気がする。誰だったかな・・・,日曜日の夕方に見たような・・・,チャンチャカ・スチャラカ・スッチャンチャン♪,そうだ!,小○三師匠,こんなところでバイトですか,お察しします。でも高座に穴を開けないようにほどほどでお願いします。
(6) 見ようによっては小学生に見えないこともない,コンパスと三角定規だけで描かれた彼にはなんとコメントしたら良いのでしょう。「キミ,本当に工事の人?」の問いに「うん,そうだよ!」と返されたとき,私には取り乱さず対応する自信がありません。この工事現場の中でどのような遊び,もとい,仕事が行われているのか,一度検分する必要がありそうです。
(7) 君ィ!(6)のボクと同じ小学校でしょう,エッ,違う? こう見えても歌舞伎役者の見習いやってます,ってそりゃ手つきを見れば分かるけどね,ウン。で,そんな高貴なボクが何でヘルメット被って工事現場にいるの? フンフン,実入りが少なくて日々の暮らしに困ってる,生活必需品が買えない? そりゃ大変だね〜,で何が欲しいの?事情によっちゃぁおじさんが相談に乗ってあげるから。えっ,ニンテンドーDSが欲しい? コリャァー!大人をからかうもんじゃない!失礼しました。だんだん新宿歌舞伎町の補導員風になってきましたので,気を取り直して次,行きます。
(8) 見る人が見れば分かる大手ゼネコンの作品。ヘルメット,作業服,安全帯などに一分の隙もない彼が協力依頼の言葉を指さしていますが,そこに大企業のおごりを感じてしまうのは気のせいでしょうか。優しげな笑顔の裏には「大手ゼネコンだぁー!,文句あっかぁー!」という強硬姿勢が見え隠れしま・・・,あれ?よく見るとこの彼,看板ごと宙に浮いちゃってます。これはいけません。建設業者たるもの,何はなくとも地に足の着いた仕事を心掛けたいものです。
(9) 第2回「お願い看板」コンテストの準優勝作。両手をきちんと揃え,瞑目しつつお願いする姿は悟りの境地に近づいた修行僧のようにも見えます。ひょっとするとヘルメットの下はスキンヘッドか?地域住民に慈悲を施すかのようなアルカイック・スマイルには怒鳴り込んできた町内会長も思わず合掌してしまうかも。惜しむらくは服装センス。青に緑の取り合わせはいただけません。作業服,ヘルメットのセンスアップ次第で優勝が狙える作品。ということで,第2回「お願い看板」コンテスト,いかがでしたでしょうか。えっ,優勝作品はどうしたって?ノミネート作品数は前回を上回ったものの,惜しいかなやや小粒な作品ばかりにつき該当作はなしということで。次回にご期待ください。(って,いつのことやら。)
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