H氏の恥ずかしい話
雑記|
2006-08-24(木) 22:34
勤め人H氏の仕事は建築関係。ある見積書のチェックをしていたときのこと,それは今年に入って一番大きな仕事のものでした。見積書には7桁,8桁の高額な建築材料がたくさん並んでいます。桁間違えなどの入力ミスがあると大変なことになるのでH氏は万全を期すために取引先の担当者A氏とテーブルを挟んで金額の読み合わせを始めました。
H氏が見積書に書かれている建築材料の記号を読み上げ,A氏が対応するバックデータの金額を読み,数字が合っていればH氏が見積書にチェックを入れる,という単調な作業が延々と続いています。
時刻は午後2時ころ,昼食後の気だるい時間帯。作業を始めたときにH氏が感じたいやな予感は見事に当たり,徐々に睡魔が襲ってきました。A氏との間で初めのうちは順調に進んでいた記号と数字のキャッチボールでしたが,H氏に忍び寄る睡魔のためにだんだんと間合いが延びて行きます。H氏の脳は半分は眠りに陥り,目は書類の記号を追いかけているのに信号が脳には届かない状態。A氏は書類に目を落としているため目の前のH氏が別世界に行きかけている状況には気付 いていない様子です。
それまで何とか記号を読み上げていたH氏もさざ波のように押し寄せる睡魔に勝てず,(そろそろ限界・・・)と思った のが最後,スーっと意識が遠のき瞬間的に眠りに陥ってしまいました。それでも勤め人のサガか,潜在意識に残る仕事への義務感からか,口だけは動いて記号の 読み上げを続けようとします。そして瞬間爆睡状態のH氏の口から出てきた言葉は記号でも数字でもなく,A氏の意表をも突くとんでもないものでした。
「ドイツメガネ!」
突然,飛び出してきた奇妙なキーワードにぎょっとし,顔を上げるA氏。
「はぁ?」
H氏はドイツについて常識程度の知識は持っていますし,2006ワールドカップも人並みには見ていましたが,特別なドイツびいきではありません。また,メガネについても近視と乱視なので常用はしていますが,ディープなメガネマニアというわけではないようです。これといった強い思い入れがあるものでもないのに,半覚醒状態で口をついて出た言葉が本人も予想外の,しかも業とするところの建築とは無関係な,加えて意味不明の「ドイツメガネ」ですから当然,H氏はビックリしました。その一言で眠気は吹き飛び,あわてて「間違えました!」とフォローしましたが時すでに遅し。正面に座るA氏は頭の周りに?マークを放射状に並べたまま,H氏の顔をまじまじと見つめるのでした。
最近,H氏は家に帰ってから何やらやっているので寝るのが遅い,と同僚に洩らしています。しかしH氏がブログを運営していることを職場の中で知るものはおらず,おそらくはつまらないゲームでもして夜更かししているのだろう,というのが同僚達の共通の見解のようです。最後にH氏とこのブログの作者Hideandseekとは何の関係もないことを付け加えておかねばならないでしょう。もし自分のことであればこんな恥ずかしい話,ブログに書けるわけがありませんから。
突然,飛び出してきた奇妙なキーワードにぎょっとし,顔を上げるA氏。
「はぁ?」
H氏はドイツについて常識程度の知識は持っていますし,2006ワールドカップも人並みには見ていましたが,特別なドイツびいきではありません。また,メガネについても近視と乱視なので常用はしていますが,ディープなメガネマニアというわけではないようです。これといった強い思い入れがあるものでもないのに,半覚醒状態で口をついて出た言葉が本人も予想外の,しかも業とするところの建築とは無関係な,加えて意味不明の「ドイツメガネ」ですから当然,H氏はビックリしました。その一言で眠気は吹き飛び,あわてて「間違えました!」とフォローしましたが時すでに遅し。正面に座るA氏は頭の周りに?マークを放射状に並べたまま,H氏の顔をまじまじと見つめるのでした。
最近,H氏は家に帰ってから何やらやっているので寝るのが遅い,と同僚に洩らしています。しかしH氏がブログを運営していることを職場の中で知るものはおらず,おそらくはつまらないゲームでもして夜更かししているのだろう,というのが同僚達の共通の見解のようです。最後にH氏とこのブログの作者Hideandseekとは何の関係もないことを付け加えておかねばならないでしょう。もし自分のことであればこんな恥ずかしい話,ブログに書けるわけがありませんから。





